5月 1, 2018
人生は不条理 だから愛おしい…
ある日、海岸で倒れている男が発見された―片言の日本語やインドネシア語を話す以外は正体不明。「ラウ」(=インドネシア語で「海」)と名付けられたその男の周辺で、奇妙な出来事が次々と起こり始める。果たして「ラウ」とはいったい何者なのか…。
世界の映画人が注目する深田晃司 ×ディーン・フジオカ新境地
2016年『淵に立つ』でカンヌを沸かせ、見事、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した深田晃司。それから2年、深田監督が7年の歳月を費やし、心揺さぶる問題作を完成させた。オリジナル脚本で描かれる最新作の舞台は、2004年の大震災による津波で壊滅的な被害を受け、今もその傷跡が残るインドネシアのバンダ・アチェ。正体不明の謎の男「ラウ」を演じるのは、俳優だけでなく幅広い分野で活躍を続けるディーン・フジオカ。共演には、深田監督作品の常連でもある太賀、鶴田真由、若手女優の阿部純子など、実力派キャストが集結し、観た人すべての心揺さぶる衝撃作が誕生。2018年5月、ジャンルに縛られない、深田晃司監督渾身の問題作が世界に放たれる。
アジア・ヨーロッパとの3か国共同製作による新たな日本映画の形がここに
本作は、深田監督の高い作家性と才能に惚れ込んだフランス×インドネシアとの共同製作された新たな日本映画。11年の東日本大震災を経て、監督のたっての希望で、今も自然災害の傷跡を残すバンダ・アチェで約1か月のオールロケが敢行された。共に震災からの復興を遂げようとしている日本とインドネシアは国交の歴史は長く、18年で奇しくも国交樹立60周年を迎える年に公開されることで記念碑的な作品ともなっている。
【CAST/STAFF】
ディーン・フジオカ 太賀 阿部純子 アディパティ・ドルケン セカール・サリ 鶴田真由
監督・脚本・編集:深田晃司
製作:新井重人 エグゼクティブ・プロデューサー:太田和宏 荒木宏幸 江口航治 宮崎伸夫 梅村昭夫 澤田正道 Willawati
プロデューサー:小室直子 紀 嘉久 コ・プロデューサー:澤田正道 Giovanni Rahmadeva 撮影:芦澤明子 照明:永田英則 美術:Dita Gambiro音楽:小野川浩幸 VFX制作:太陽企画/+Ring 音響制作:K&AG
企画制作:日活 配給:日活 東京テアトル 製作:日活 東京テアトル アミューズ 太陽企画 朝日新聞社 TBSサービス/Comme des Cinémas Kaninga Pictures
©2018 “The Man from the Sea” FILM PARTNERS
【プレゼント】
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・非売品プレス 30名様
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